【防災の日】第2回避難訓練を実施しました ~いざという時に「自ら判断し、命を守る行動」を~
9月1日の「防災の日」に合わせ、今年度第2回目となる避難訓練を実施しました。
今回の訓練は、教科の授業中に大地震が発生したという状況を想定しました。校舎は耐震工事が完了しており、倒壊の危険性が極めて低いため、あえて「屋外へ逃げず、安全な校舎内に留まる」という一歩踏み込んだ訓練を行いました。
午前9時50分、突然校内に緊急地震速報の警報音響が響き渡りました。授業中だった生徒たちは、教科担任の指示に従い、即座に自分の身を守る行動をとりました。
美術室では、揺れに備えて素早く机の下に潜り、頭部を保護する生徒たちの姿が見られました。また、体育館で授業中だった生徒たちは中央に素早く集まり、身をかがめて頭を小さく丸め、上方からの落下物から必死に頭を守る姿勢をとっていました。訓練ではありましたが、どの場所でも生徒一人ひとりが危機感を持ち、非常に真剣な表情で取り組むことができました。
また今回は、地震の被害によって「校内放送」や「携帯電話」などの通信手段が途絶えたケースも想定しました。
職員室にいた教職員は、各教室や体育館へ走り、生徒たちの安全と安否確認を素早く行いました。確認の途中で「大きな余震が起こった」という追加の想定も入れ込み、移動中の職員自身がその場でどのように身を守り行動すべきかといった、教職員側の初期対応・避難誘導の訓練も同時に深めました。
訓練終了後は「こまくさホール」に全校で集まり、振り返りの会を行いました。当日は消防署および消防団の皆様にお越しいただき、貴重な講評をいただきました。
「本当に大きな地震が起こったときは、立って歩くことも逃げることも困難になります。すぐに救急車が来てくれないことも考えられる。だからこそ『いかに怪我をしないか』『上からの落下物から頭を守ること』を絶対に忘れないでほしい。そして、指示を待つだけでなく、その場で何が最適な行動なのかを自分で正しく判断できるようになってほしい」
という、命に直結する切実なお話をいただきました。
最後に校長先生からは、ご自身が実際に体験された「長野県西部地震」や「長野県神城断層地震」のリアルなエピソードが語られました。自然災害は「いつ、どんな状況でやってくるか分からない」からこそ、日常から最悪の事態を想定して備えておくことの大切さについて、生徒たちへ力強くメッセージが送られました。
ご家庭におかれましても、この「防災の日」を機会に、家庭内での家具の固定や避難場所の確認、災害時の連絡方法などについて、ぜひ話題にしてみてください。