2年数学「問いづくり」
投稿: 上松中 (08:00)
先日行われた2年数学での「問いづくり」の授業の様子を紹介します。
『一次関数』の単元の中で次のような「問いのタネ」(「図で、2直線ℓ,mの式がわかるので、交点Pの座標を求めることができる。」)がまかれました。
10分間で考えられるだけの問いを考え、タブレットに入力する生徒たち。
スプレットシートに集計された問いを見ながら、班毎に“みんなで追究したい問い”を精選していきます。ここでの生徒たちのやりとりも注目すべきポイントです。
各班で作った問いを黒板に書き出しました。
それらを見比べながら、次時に追究する学習問題「連立方程式にすれば交点Pの座標を求められるのだろうか」ができあがりました。教師側から提示しなくても、きっかけ(「問や願いのタネ」)をうまく与えれば生徒自身で学習問題が立てられるのでは…⁉という点が本校の研究の関心の一つです。
授業が終わっても教科担任の所へ相談に行く生徒も—
自分たちが作った学習問題だからこそ“自分事”になっている姿ととらえます。次時にどんな追究がされるか楽しみです。