予告なしの避難訓練

 11月11日(月)の2校時終了後に、突然非常ベルが鳴りだしました。「訓練、訓練。火災発生、火災発生—」

廊下を歩いていた生徒たちのおしゃべりがピタッと止みました。黙って放送を聞いて、避難し始める生徒たち。

 「職員集合!行方不明者の捜索にあたる―」(係職員があえてそのような状況を仕組んでいました)

 これまでの訓練ではなかった場面でしたが、不明者を発見し、全員が無事に避難を完了することができました。

 その後、初期消火のための消火器の使い方を消防署の方々にご指導いただきました。

 「第一発見者」に大人も子どもも関係ありません。咄嗟に「火事だ!」と大きな声で周りに伝えることができるか、消火器で初期消火に行動を移せるか―中学生でもできることを考える貴重な機会となりました。