2年国語の授業から

 11月24日(金)の2年国語では、古文「平家物語 扇の的」の学習をしていました。平家物語の中でも有名な、那須与一が弓で敵船の扇を射る場面で、教室の座席を半分に分け、平家と源氏が向かい合って、その時々の心情を叙述をもとに考える授業でした。

 黒板には大きな情景図が掲げられ、「沖には平家、ふなばたをたたいて感じたり、陸には源氏、 えびらをたたいてどよめきけり」の部分を実際に演じてみるなど、当時の状況をイメージしやすくする工夫が随所になされていました。生徒たちの意見が丁寧に板書にまとめられ、最後は全員が、平家か源氏かいずれかの立場に立った振り返るをすることができました。